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  美容特集

ホルモンバランス
の乱れはカラダの
危険信号
ニキビやクマ、急激な体重増加・・・これらの影にはホルモンバランスの乱れや婦人病の可能性も。『きちんとお手入れしてるのにいまいち美肌になれない』という心当たりがある方!あなたのカラダの中が変化してるかも知れませんよ。
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毎月のホルモン変化がお肌の調子を左右する
女性の体は卵巣ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)というふたつの女性ホルモンの影響を受けて一定のリズムで月経を繰り返しています。それに伴って肌や体調、精神状態も変化していきます。卵巣ホルモンは受精にむけて女らしさを引き出してくれるので、排卵期は肌にハリや潤いがあって、髪もツヤツヤ、体調もよく、気分も前向きで活動的になります。しかし排卵後から整理前の黄体期に分泌が高まる黄体ホルモンは、受精後の体を守り、妊娠を継続させるためのホルモンです。そのため黄体ホルモンは防衛力が強く、美容面は二の次になるので、黄体期に女性は醜く、ブスになるのです(涙)。体が脂肪や水分をため込み、肌が脂っぽくなったり、むくみやすくなったり体重も増加します。紫外線から守るためにメラニン色素が増えて、シミもできやすい。また交感神経が高まり攻撃的になります。こうした女性ホルモンの仕組みを念頭に置き、自分の月経周期を良く観察しましょう。理想とされるホルモン周期は、28日サイクルですが個人差があるので、28日〜35日の間が正常とされています。自分の月経リズムがわかれば、それに合わせたスキンケアやダイエットが管理でき、自分の体をコントロールできるようになるはずです。

月経周期に伴うホルモンと肌、体の変化

                                          (マキア1月号参考文献)

ホルモンバランスが乱れたときに起こる自覚症状
カラダの外からの危険信号!
髪がパサついて抜け毛も。髪が痩せていく感じ
卵胞ホルモンが減ってくると髪を作る毛母の機能が低下して、毛母が消失し、髪の量が減る。頭皮の血行が悪くなることで髪の毛自体もツヤがなくなり細くなって切れ毛が増える。
最近やけに乾燥するしシワっぽい
卵巣機能が低下し卵胞ホルモンが減少すると、肌の角質層の水分量が低下し、その奥にあるコラーゲンやヒアルロン酸も減少。潤いのない乾燥肌になり、弾力、ツヤも失い深〜いシワが刻まれる・・。
くすみクマが濃く顔色がどんより見える
血行が悪くなるために、顔色がくすみ、目の下には青黒っぽいクマが。生理痛がひどい人に現れやすい。なかなか回復しないようなら婦人科系の病気が隠れていたり貧血が進んでいる可能性も。
シミが急に目立ってきた気がする
卵胞ホルモンが減ると、脳の下垂体から卵胞刺激ホルモンが分泌され、卵胞ホルモンを出すように指令を繰り返す。同じ下垂体から分泌されるメラノサイト刺激ホルモンもその影響を受け、シミのもとになるメラニ色素を増加させる。
生理前になると決まってドーンと思い頭痛
子宮を収縮させ経血を押し出すホルモンの分泌が過剰になると、頭の血管が拡張して頭痛を引き起こしやすい。ズキンズキンと脈打つように痛む血管拡張性の頭痛も引き起こしやすい。
あごまわりのニキビが治らない
思春期のニキビは皮脂腺が多いTゾーンに多いが、大人のニキビは皮脂腺が少ないフェイスラインに頻発。これはホルモンのアンバランスによる。頬にできるのは肌の感想が原因。
肩こり腰痛でマッサージが欠かせない
血液循環の悪化に伴い、肩こりや腰痛も慢性化しコリがひどくなる。月経の周期ごとに腰痛を感じる人は、子宮や卵巣に何らかの異常があることも考えられるので婦人科に行ってみて。
生理前はイライラしたり不安定になりやすい
イライラしてモノや人に当たったり訳もなく不安に襲われたり。毎月生理前になると精神的に不安定になり生理が始まると解消する場合はPMS(月経前症候群)の可能性が。
疲労倦怠感がなかなか解消しない
卵巣機能が低下すると、なんとなっくだるい、すぐ疲れるといった漠然とした不調が出てくる。それ以外にも甲状腺の病気や内臓疾患、心の病気が隠れていることもあるので長引くようなら医療機関に行ってみて。
ここ1年で体重が急激に増えた
黄体期に1〜3kgくらい体重が増えるのは正常な反応。しかし卵胞ホルモンが低下すると代謝が低下して脂肪をためこみやすく、今までと同じ生活をしていても体重が増えてしまう。また便秘にもなりやすいなどの症状もあらわれる。
朝から足がパンパン、顔もむくみがち
黄体期にはむくみがちだが、ホルモンバランスが崩れて慢性化すると、セルライトの原因にもなり、下半身太りや顔のたるみを招く。またむくみは細胞間に水が溜まっている状態で細胞内の水分量は少ないので乾燥肌に。
足は冷えているのに顔はのぼせたりほてったり・・
女性ホルモンの分泌に異常が起こると、血流を調整する自律神経乱れてしまい、血液循環が悪化し冷えを起こす。手や足先が冷たい、上半身はのぼせたりほてったりするが下半身は冷えるなど、ひえの出方はさまざま。

カラダの内からの危険信号!
月経前症候群(PMS)
月経の始まる7〜10日ほど前から現れる、頭痛、眠気、むくkみ、ニキビ、イライラなどのさまざまな不快症状のことを月経前症候群、通称PMSという。原因ははっきりわかっていないが、黄体ホルモンや自律神経のアンバランスが影響していると考えられる。ストレスがあるときは特に症状が強く出やすい。
月経困難症
月経が始まると寝込んでしまう、痛みで仕事ができない、鎮痛剤が効かないなど日常生活に支障を来すほどの激しい月経痛を月経困難症という。ストレスによるホルモンの乱れや体質的な要因の影響で起きる場合と、子宮や卵巣などの病気が原因となっている場合がある。年々痛みが増している場合は子宮内膜症などの病気が潜んでいる可能性大。
月経不順
月経周期とは、月経が始まった日から次の月経が始まる前日までのことで25日〜38日以内であれば正常とされている。ストレスや環境の変化、過激なダイエットなどにより、ホルモンバランスが乱れると月経不順になりやすい。無排卵月経の場合も周期がながっくなったり短くなったりしがちだ。周期が24日以内の場合は頻発月経、39日以上の場合は稀発月経という。
月経量の異常
20歳を過ぎると経血量はたいてい安定するものだが、ホルモンバランスが乱れると、月経量に異常が起きることがある。月経量が異常に多い場合は過多月経と言い、月経期間がだらだらと8日以上続くことが多い。反対に非常に量が少ない場合は過少月経と言い、月経が始まっても3日以内で終わってしまうことが多く排卵していないこともある。
無月経
3ヶ月以上月経がない状態を無月経という。無月経を放っておくと子宮や卵巣萎縮し始め、月経を再開させることが難しくなり、不妊症になることも。また骨粗しょう症や生活習慣病など、閉経後に多いトラブルのリスクも高まる。まれに卵巣機能の低下で40歳前に閉経することもある。(早発閉経)
不正出血
不正出血とは、月経ではない、性器からの出血のこと。おりものに血液が混じったものから月経に似たものマまでさまざま。原因としては卵巣の働きが不十分で、ホルモンが乱れて起きる機能性出血や卵巣直後に卵胞ホルモンが減るために起きる排卵期出血などが多い。子宮ポリープや子宮ガンなどの病気が隠れていることも。
女性ホルモンの一つである卵胞ホルモン(エストロゲン)は肌に潤いやハリを与える美肌ホルモン。卵胞ホルモンの分泌がピークを迎えるのは25〜35歳。ティーンの女の子と違って、25歳〜35歳の女性はホルモンバランスが安定し、肌の調子も絶好調のはずなのですが、現状は体に何らかのトラブルを抱えていることが多いそう。その原因の多くはストレス。仕事も忙しく食事も不規則、睡眠時間も短いなど、日常的にストレスの多い生活に追われています。ストレスにかかわる自律神経をつかさどる脳の視床下部は、女性ホルモンの中枢でもあり強いストレスを受けると自律神経と一緒に女性ホルモンのバランスも乱れるのです。ホルモンバランスの乱れは月経不順や若年性更年期障害などを引き起こします。これらの症状を甘く見ていると不妊症にもつながるので、一刻も早く原因を考え生活習慣を改めましょう。

乱れたホルモンバランスをチェックしよう
基礎体温を測る
ホルモンの変動に従い、周期的に変化する基礎体温はホルモンのバランス状態を知るバロメーター。ホルモンの働きが正常なときの基礎体温は卵胞ホルモンの分泌が盛んな月経から排卵期前までが低温相、黄体ホルモンの分泌が高まる排卵後から月経前までは高温相になる。2相性の基礎体温は排卵があり、女性ホルモンがきちんと分泌されている証拠。測り方は、朝目覚めたら起き上がる前に布団の中で婦人体温計で検温。毎朝できるだけ同じ時間に測るのが理想的。体温を測ったら基礎体温表に記入し、折れ線グラフに記入しておく。まずは3ヶ月始めてみよう。
婦人体温計
婦人体温計 プチソフィア BT-14W

婦人体温計
仁丹体温計 婦人 フックタイプ

基礎体温表
基礎体温表

排卵検査薬
ドゥーテストLH 5日分(排卵検査薬)
おりものでチェック
月経後2〜3日は、おりものはほとんどなくその後半透明のベトッとしたおりものが出始める。排卵日が近づくにつれ量が増え、次第にさらさらした状態に。排卵期には卵胞ホルモンが減り黄体ホルモンが分泌され始めるとおりものの量も減り、白くにごった状態になる。性感染症や膣炎などにかかると、おりものに症状が現れやすい。普段からおりものの状態を観察していつもと違ったおりものがあればすぐに婦人科を受診しよう。
排卵検査薬で調べる
排卵は、視床下部の司令で大量に分泌された黄体化ホルモンが成熟卵胞を刺激し、中の卵子を飛び出させることで起こる。それに伴い、尿の黄体化ホルモン濃度も高くなる。このメカニズムを利用して黄体化ホルモンの尿中濃度を測り、排卵日を予測する検査薬が市販されており、排卵の時期をおおまかに予測することができる。
血液検査で調べる
婦人科では無月経や月経不順などの月経トラブルがある人は、ホルモンバランスや排卵の有無を調べる血液検査を行うことが多い。通常は月経直後に採血し、血中の卵胞ホルモン、黄体化ホルモン、卵胞刺激ホルモンなどの値を調べる。特に異常はないが検査を受けたい場合は、実費で5000円程度かかる。

乱れたホルモンバランスを整える
生活療法 食事
朝食抜きや外食を続けていると、栄養が偏り卵巣機能の低下を招く。バランスよく3食きちんと摂るよう心がけましょう。極端なダイエットは脳が生命維持を最も最優先に考えて、生殖機能を抑制し、女性ホルモンの分泌が激減するので厳禁。脂質や高カロリー食は卵胞ホルモンを増やし、摂り過ぎると子宮内膜症など卵胞ホルモン依存症の病気の引き金に。肉や唐揚げ、ファーストフードなどは控えめに。

ビタミン剤
肌荒れやストレスに効くビタミンC、皮脂の代謝を調整するB2、アミノ酸の代謝やPMSに効くB6はサプリメントで補って。

お風呂
ホルモンバランスの悪い人は血行も悪い。冷えたときや血行が悪化する月経前〜月経中は、半身浴で体の芯から温めるとよい。

適度な運動
運動不足も血行を悪くする。時間があればエレベーターを使わず会談を利用したり通勤時に一駅分歩くなどの工夫を。ただし過度な運動は逆効果。

睡眠
十分な睡眠はホルモンバランスを保つ上で不可欠。深夜のテレビやネットはやめて、日付が変わる前に眠ること。寝つきの悪い人は眠る前にカモミールなどのハーブティでリラックスを。

禁煙
喫煙も卵巣機能に悪影響を与えるので禁煙を心がけましょう。

ホルモン療法 月経トラブルはホルモンバランスの乱れで起こることが多い。一時的な場合も多いが、長引くようなら婦人科を受診したほうがいい。婦人科では、基礎体温計をつけて排卵の有無を確認し、内診や超音波、血液検査でホルモンの分泌状態をみたりする。ホルモン機能に異常があると診断された場合は、原因に応じた治療を行う。卵胞ホルモンや黄体ホルモン、低用量ピル、排卵誘発剤などのホルモン剤を投与することが多い。体重増加や頭痛、むくみなどの副作用がおきることもあるので、症状がひどいときはすぐに担当医に相談して。

漢方療法 全身のバランスを整えて、総合的に治していく漢方は、自然の植物などを原料とし、副作用が少ないので長期的に使える。ホルモン異常にもよく用いられ、とても効果的。月経トラブルには血液循環を改善し冷えをとる漢方がよく使われる。冷えに効く西洋薬はないので、最近では積極的に漢方を活用する婦人科医も増えている。ただし、お腹を触ったり脈を診たりなど漢方独特の診断法で、体質や病気の状態を見極め、個々に合った薬を処方する技量が必要なので、医師や薬剤師の腕により効果が大きく左右される。
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メンタルケア 月経前から、誰でも気持ちが不安定になりがちだということを認識して、多少気分が落ち込んでも思い詰めないこと。肩の力を抜いて、趣味で気分転換したり、アロマテラピーなどでリラックスして過ごそう。また、大きな決断は避けた方が無難。何かに挑戦するなら、心身共に安定してくる月経後に。また、摂食障害やうつ病など、心のトラブルからホルモンバランスを崩す人もいる。2週間以上精神症状が続くときは、心療内科などを受診したほうがいいかも。

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